後席ドアからの気になるビビリ音をDIYで直す
最近、後席左ドアからビビリ音がするようになり、気になっていました。
内張り外すとピンが折れそうだし、それが原因で別の音が出たりするので、少しためらっていましたが、やっぱり気になって仕方ないので、観念して対策することにしました。
異音はどこから?
後席左ドアを拳で軽く叩いてみて、どの辺りで振動音がする部分を探ってみました。
すると、スピーカーの近辺で音がします。
そう言えば、半年前に左リアスピーカーから音が出ない現象があって、中古車購入先の業者に直してもらったことがあります。
その際の組付けがうまくいってない可能性があるので、早速内張りを剥ぐってみました。
内張り外し
お馴染み「みんカラ」の先輩方の記事を参考に、まずはドアハンドルのカバーを外します。
内張剥がしを使って、ドアハンドル下の隙間からコネコネすると、前面のカバーがパキッと外れます。
上下2ヵ所がトルクスネジで留まっているので、T20のトルクスドライバーで十分に緩めておきます。ネジが長いので完全に外すことはできませんでしたが、とりあえずドア本体から外れるくらいまで緩められれば大丈夫です。
傷防止のためにマスキングを施し、内張剥がしでコネコネしていきますが、なかなか外れませんね。
外れないというか、それ以上力を入れると何かを破損しそうで、怖くて思いっきり力を入れることができませんでした。
試しに上から外してみると、うまく行きました。
上は脆いプラ製ピンではなく、金具に引っ掛けてあるだけなので、上方向に上げながら斜め手前方向に引っ張ると、割と楽に外れました。
上の方が外せたら、次は右側(車の前方側)の隙間に内張剥がしを差し込んでこねるとパキッと外れます。何ヵ所かピンがあるので、次々に外していきます。
右側が終わると、次は下側。下の次は左側。
そうすると、いきなりガバっと内張りが取れます。
この時、下に脱落しそうになるので、重みで配線が切れないように、そろそろかなぁという段階で下側を支えながら剥がすと安心ですね。
スピーカーの取付をチェックすると…
振動音の出どころと思われるスピーカー周りをチェックすると、3ヶ所留めてあるうちの1ヶ所だけ、ナットの締め付けが甘い場所を発見しました。
わずか数ミリですが、手で押さえてみる遊びがあるのが分かりました。
少し斜めに入っているのか、それ以上締めることができなかったので、一度ナットを外して、再度締め直すと一番奥まできちんと締めることができ、完全に遊びがない状態になりました。
写真を撮るアングルが違って恐縮ですが、これで音が収まるはずです。(写真右上が該当箇所)
内張りを戻して完了
ドアロックピンとドアロック系ハーネスを所定の場所にセットして、内張りをドアに付けていきます。
ハーネスは作業をしているとすぐに外れてしまうので、私はマスキングテープで固定しました。
戻す時は下側からはめていき、最後に一番固定しやすい上側をはめるとやりやすかったです。
試乗してみましたが、ビビリ音が完全に消えて、気分爽快です!
自分で作業したことで愛情ポイントも更に上昇!
やったね!
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