輸入車がほしい!

輸入車がほしい!

この夏に車検を迎える我が家のオデッセイ。
15年落ちで走行約15万km。
この年式のHONDAにありがちな「純正HDDナビ故障」「パワステポンプの不調」がだいぶ前からあり、オーディオも聞けない状態。次回車検には買い替えを計画していました。

HONDA オデッセイ
HONDA オデッセイ

初めて輸入車への買い替えを検討

これまで20台以上車に乗ってきましたが、すべて国産車。輸入車は壊れる、日本の環境には合わない、などの先入観(事実?)が先行し、購入の際に輸入車がリストに上がることは一度もありませんでした。

ただ、以前からFIAT 500(チンクエチェント)やMINIクーパーには予ねてより興味がありました。
コンパクトでおしゃれでスポーティな輸入車っていいなぁという漠然とした憧れでしたが、いつかそのうちに、という思いが徐々に膨らんでいました。

子供も成長し、一緒に出掛ける機会も減ってきたし、中学までは車出し(送迎)が必要だった息子の野球も高校野球では不要なので、ここら辺りでそろそろその想いを実行に移すことにします。

FIAT 500(チンクエチェント)に試乗

思い立ったらすぐに動きたい私は、一番近いフィアット/アバルト北九州さんに電話し、試乗の約束を取り付けました。
購入予定は予算の関係で中古車になりますが、手っ取り早く試乗するために新車ディーラー(中古車も取り扱いされてます)にお邪魔させていただきました。

フィアット/アバルト北九州
おしゃれなフィアット/アバルト北九州さんにお邪魔

初めての輸入車ディーラー。
敷居が高く感じてちょっとだけドキドキ。

誓約書を書いて、免許の写しを取られて、早速試乗。

いきなりやっちまった、ワイパー作動(汗)。
そう輸入車はワイパーとウインカーの配置が反対なので、発車しようと右ウインカーを上げたつもりが…。
そんなこと知ってたのに、ちょっと舞い上がっていましたね。

気を取り直して発車。
最初に試乗したのは、1,200ccの1.2 Pop。

FIAT 500 1.2 Pop
FIAT 500 1.2 Pop(赤い方の車両)

うひょー、小さい、狭い!
いいね!このコンパクトさ。

FIAT 500のサイズは、全長3,570mm 全幅1,625mm。
全長は軽自動車よりちょっとだけ長く、幅は5ナンバー小型車の制限までまだ7cmも余裕がある小さいさ。

ドアが厚いので、室内の幅は更に軽自動車に近く、余裕で助手席のドアに手が届きました。

昔、ワンダーシビックやCR-Xなどのコンパクトスポーツばかりに乗っていた私は、若い頃を思い出して胸が躍りました。

よし、走りも期待!

なんか違う

少し走って、車両の感覚を掴んだところで、ちょっとアクセルを開けてみました。

あれ?
なんか違う。

想像していたより全然普通で、スポーティじゃない。
パワーがない。(69馬力だから当然)
デュアロジックの変速ってスムーズじゃない。

あれれーと期待外れであることを助手席の営業マンさんに伝えると、デュアロジックは癖があって、シフトアップのタイミングでアクセスを抜くと良い感じで変速できますよ、とアドバイスをいただきました。

FIAT 500c TwinAirのインテリア
ディアロジックのシフトノブ(写真は500c TwinAir)

しかし、ちょっと試乗したくらいで変速のタイミングがとろい私にはわからず、残念な気持ちのまま試乗コースを走り終えちゃいました。

この時点では気づかなかったのですが、ATモードでシフトするタイミングを探るのではなく、MTモードで自分の意思でシフトチェンジすれば良かったのです。
それは、次に乗せてもらったTwinAirの時に気づきました。

2気筒エンジンのFIAT 500c TwinAir試乗

FIAT 500c TwinAir。
なんと2気筒(!)875ccの小排気量エンジン(ターボ付き)を搭載した上位グレードです。

1,200ccよりも875ccの方が上位グレードという異色さ。
面白いですね。

FIAT 500c TwinAir
FIAT 500c TwinAir

予想通り音や振動を盛大に発生させる2気筒エンジンですが、スポーティな車が好きな私はとても好印象でした。

ただ、そんなに速くはありません。だって85馬力ですから。
それでも車重が1tをちょっと超えるくらいで今時の車としてはかなり軽いです。直線では遅いけど、ツイスティな峠道をMTモードで駆け抜けるのは面白そうですね。
試乗コースに山道がないのが残念。

最大トルクは2,000回転手前で発生するので、街乗りもしやすそうでした。

迷いの始まり

かくして初の輸入車試乗体験は終わりましたが、率直に言うと、思ってたより普通。
FIAT 500は、間違いなく面白い車ですが、私の求めるスポーティさは持っていませんでした。

スポーティさを求めるなら、アバルト595ですね。
いやはやめちゃくちゃカッコカワイイ!

ABARTH 595
正直ABARTH 595が欲しい

正直、こっちも乗ってみたいけど、はなから予算が合わないので試乗しないでおきます。つらくなるから。

フィアット/アバルト北九州さん、ありがとうございました。
楽しい体験でしたが、ここから迷走が始まります…。

フィアット/アバルト北九州さん、ありがとう
フィアット/アバルト北九州さん、ありがとう

フィアット/アバルト北九州

住所 / 福岡県北九州市八幡西区陣原5丁目9-1

電話 / 093-603-2111

URL / https://kita-kyusyu.fiat-abarth-dealer.jp/fab/